キャッシュレスでお得に生活と節約する話

Uncategorized

30年以上にわたり、私は現金決済を使い続けてきましたが、数年前にキャッシュレスに切り替えました。

以前の私は、現金でも何の問題もありませんでした。むしろキャッシュレスになると支出が増えるのではないか、それに電子マネーの選択肢が多すぎてどれを選べばいいのか分からないと思っていました。

しかし、実際にキャッシュレス生活に移行してみると、想像以上に便利な側面が多いことが分かりました。一言で言うならば楽ちんです。面倒くさがりな自分にはとてもありがたいです。

この記事ではキャッシュレス生活に移行してのメリットと注意点を解説していきます。

キャッシュレスのメリット

会計がスムーズ

現金を使わずに決済が完了するため、現金の出し入れやお釣りのやり取りといった手間を省くことができます。

現金を取り出す際お釣りが出ないように、またはお釣りを受け取りやすい額にする為に手渡す現金の量を調整することがあると思いますが、キャッシュレス決済ならばこれらの煩わしさから解放されます。

何も考えずにピッとするだけで支払いが完了します。お釣りを受け取った際にもお釣りの間違いを気にする必要もありません。

余計な事を気にせずにスピーディーに会計を済ませることができるのは実に快適です。

ポイントのキャッシュバックが受けられる

クレジットカード、コード決済、タッチレス決済などキャッシュレス決済には様々な種類がありますが、その多くにポイントによるキャッシュバックが得られます。

通常、1%~1.5%のポイント還元が一般的です。1000円の買い物をしてもたった10円しか還元されないと考えると、大したことがないように思われます。しかし「塵も積もれば山となる」の言葉通り現金のみでの決済と比較すると徐々に差が開いていきます。

仮に生活費20万円の人が全ての支払いをキャッシュレス決済のみで行ったとすると2000円以上のキャッシュバックを受けることができます。

月に2000円というと小さな金額のように感じられるかもしれませんが、これを積み重ねることで相応の額になります。この戻ってきたお金を貯めて、好きなものを購入したり、さらには投資に回すことで、人生の満足度を向上させることも可能です。

ATMに並ばなくて済むようになる

現金決済をしていた時、私は度々ATMに並びお金を引き出していました。特に夕方のATMが閉まる直前には多くの人が列をなしており、お金を引き出すまでに時間が掛かることがありました。

キャッシュレス生活に移行してからはATMを使用する機会はほとんどなくなりました。今では月に1度程度しかATMに足を運ぶことはありません。ATMにわざわざ行かなくて済むことは、想像以上に快適な事に加えて時間の節約になります。

時間の節約だけでなく、ATMに行かないことで余分な手数料を支払う必要もなくなりました。もちろん手数料を支払わなくて良い時間帯もありますが、土日にお金を引き出すという人も多いのではないでしょうか。手数料自体は少額ですが、「塵も積もれば山となる」。どうせ積むならプラスの方向にしたいものです。

キャッシュレスのデメリット・注意点

お店によって使えない

キャッシュレス決済はお店によって使える決済方法が異なります。

都会だとどのキャッシュレス決済でも対応していることが多いのですが、田舎だと使えない電子マネーがあったり、そもそも現金決済のみのお店も多いです。

災害時や通信障害時に急に使えなくなる

災害時の停電や通信障害が起こったときに決済そのものができなくなってしまいます。いざ支払おうというタイミングで起こる通信障害はとても厄介です。とはいえ災害や通信障害は日常的に起こるものではありません。

キャッシュレス決済のデメリット対策

キャッシュレス決済のデメリットへの対策ですが、ずばり現金を用意しておくのが良いでしょう。

いつでも、どこでも使えるのが現金の利点です。非常時に備えていくらかの現金を持ちつつ普段はキャッシュレス決済を利用すれば問題ないでしょう。

どのキャッシュレス決済を使うべきか?

キャッシュレス決済の種類は今やたくさんの種類があり、どの決済手段を選べば良いのか迷ってしまいます。

結論としては自分のよく利用する店舗で使えるキャッシュレス決済を選択するのが無難でしょう。どのキャッシュレス決済でもメリットは享受できますので、どれを選択しても問題ありません。

もう一つ選ぶポイントとしては使えるお店が多いかという点です。せっかくキャッシュレス生活を始めても使える場所の少ない電子マネーだと結局現金決済になってしまいます。広く普及している決済方法を選ぶと良いでしょう。

ポイントの還元率やキャンペーン等に違いはありますが特別大きな差はないので、あまり細かいところにこだわらなくても問題ありません。

それでもやはり種類が多くてどれを利用するか迷う方もいらっしゃると思います。いくつかお勧めを挙げておきますので参考にして頂けたら幸いです。

QR決済ならPayPay

最も利用できる場所が多く、利用者も多いPayPayはQRコード決済の中で一番使い易いです。PayPayのシェア率は驚異的で日本中の多くの店舗で利用できます。また、送金機能も備えており、飲み会などでの集金もスムーズに行えるのも便利です。

公共交通機関を利用する人ならモバイル交通系ICカード

交通系ICカードを利用されている方はモバイル版に移行することをおすすめします。モバイル版ならクレジットカードと連携することで券売機に行かずともどこでもチャージできるようになります。オートチャージを設定しておけば残額が足りずに改札を通れなかった等のトラブルも防ぐことができます。

非接触型決済ならQUICPayやID

非接触型決済はQUICPayやIDがお薦めです。理由は残高チャージの必要がなく、使用しなくなった際も端数の残高を気にしなくてよいからです。

QUICPayとIDは使い勝手に差は無いので、お手持ちのクレジットカードで対応している方を使用すれば良いです。

非接触型決済の特徴としてスマホの電源がオフや、圏外でも使用できるというものがあります。他の決済では使用できない状況でも使用できます。

ただし電源オフでも使用できるのはAndroid端末だけになります。iPhoneは生体認証を通さなければならないので最低限の電池残量が必要です。Android端末も他人に悪用されないために基本的にはホーム画面に入らないと決済できないように設定しておく方が安全です。

今使っているキャッシュレス決済

私自身は現在、QUICPayをメインに、サブでPayPayを利用しています。

理由はQUICPay(非接触型決済)は楽だからで、PayPayは広く普及しているからです。

QRコード決済はアプリを開く必要があります。そこからバーコードやQRコードを読み取ります。非接触型決済なら、ホーム画面を開いてかざすだけなのでQRコード決済よりも手間が少なく済みます。

PayPayに関しては利用者と利用店舗が多く、送金機能が便利なので必要時に使用しています。

一応財布にクレジットカードも入れていますが利用機会は少ないです。

利用するキャッシュレス決済は絞るべき

キャッシュレス決済を利用し始めたとき、使い易さや、お得さを試行錯誤していたのもあり、一時は5つ以上の決済方法をスマートフォンに入れていました。

お店やキャンペーンによって使い分けていましたが、管理が煩雑になり、せっかく会計はスマートになったのに別の部分で時間を取られるようになってしまいました。

もし以前の私のように複数の決済方法をお持ちの方は利用するキャッシュレス決済を1つ、多くても3つまでに絞る事をお勧めします。

既にキャッシュレス決済を利用している時点で十分に恩恵を受けていますし、あなたの大切な時間は別に使った方が断然有意義です。

まとめ

基本はキャッシュレス決済を利用して恩恵をうけつつ非常時の為に現金もいくらか用意しておきましょう。

利用するキャッシュレス決済は自分がよく利用するお店に対応している物を使用し、特に拘りがなければ利便性の高いQUICPayやIDか広く普及しているPayPayがお勧めです。

還元率やキャンペーンは拘るほど受けられるキ恩恵は多くなりますが、その分管理に時間を使ってしまいます。どこまで拘るかはその人次第ですが程々にしておくのが良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました