「もっといい環境でゲームしたい」
1年半前、そう思い4K140Hzのモニターを探していました。
そんな時ひときわ眩しいモニターが目に入ったのです。それが「INNOCN 27M2V」なんとHDR1000!物理的にも眩しい!
このモニターでのゲーム体験は最高だ。ぜひ皆さんにも紹介したいと思いましたが、購入から1年半。モニターのラインナップも変化し選択肢も多くなりました。
2025年11月現在でもこのモニターを購入する価値があるのか考察していきたいと思います。
結論:Innocn 27M2Vは仕事もゲームもできる高コスパ製品になった

2025年11月現在「Innocn 27M2V」はコスパの高い商品と言えるようになりました。その理由は価格の値下がりにあります。
以前はセール時でも9万円。私も本当に購入するか悩みまくりました。しかし現在はセール時に6万円まで値下がりしています。
では今人気のOLED(有機EL)モニターではなく、Mini-LEDモニターの「Innocn 27M2V」を選ぶ理由はあるのでしょうか?
ずばり理由はあります。それはMini-LEDモニターは仕事にもゲームにも使える万能モニターだからです。
現状の市場
Mini-LEDとOLEDの値下がり

1~2年前までMini-LEDやOLEDのモニターは贅沢品でした。理由はシンプルに価格が高いからです。
しかし現在ではこれらの商品も値下がりしてきました。”こだわり派が買う贅沢品”から”手の届く贅沢品”になりつつあります。
OLEDの人気は上昇中

最近、YouTubeやSNSを見ていると『ゲーミングモニターなら有機EL(OLED)一択!』という声をよく聞きませんか? 確かに、反応速度や黒色の表現はOLEDが最強です。ゲーマーたちがこぞって絶賛するのも頷けます。 『じゃあ、Mini-LEDはもうオワコンなの?』 いいえ、そんなことはありません。
Mini-LEDの根強い人気人気の理由
OLEDが人気だからMini-LEDは下火かというとそんなことはありません。Mini-LEDにはOLEDにない強みがあります。
それは仕事と遊び(ゲーム)を両立しやすいという点です。
Mini-LEDが仕事に向いている理由

- 長時間の静止画面でも劣化しない安心感
焼き付きが起きないのでメニュー画面などを長時間表示しても大丈夫です。 - 白背景の作業で輝度が安定して文字がくっきり
WordやExcelなどテキスト作業がメインの人は目が疲れにくいです。 - 部屋が明るい環境でも全画面が暗くならない
部屋が明るいのに画面が暗くて視認性が悪いなんてことがないです。 - 経年劣化が穏やかで色の基準が崩れにくい(色を扱う仕事では重要)
昨日も今日も同じ色基準で仕事できる。 - どんな画面でも明るさが一定で安定している
白画面が多い時など勝手に輝度が下がることがない。
これらの理由からMini-LEDは仕事で求める「安定性」「連続使用」「経年の安心」が高いです。
娯楽だけならOLEDはとても魅力的ですが、仕事も兼ねている人はMini-LEDの方が信頼感があります。
Innocn 27M2Vを1年半使用した感想
Innocn 27M2Vの特徴は細かな欠点を圧倒的な長所で帳消しにしているというイメージです。
HDR1000の映像美という圧倒的長所があるから、操作性などの不満は「ま、いいか」で済ませられます。
Innocn 27M2Vの良かった点
HDR1000は没入感がとても高い


HDR1000でのゲーム体験は溜息が出るくらい綺麗な世界を体験できます。
実際出たのは溜息ではなく、「うわ、眩しい」でしたが。
ゲーム世界での太陽は直視できない程輝いているし、暗い場所から日の当たる場所に出たときには目が慣れずに眩しさを感じます。
特に「サイバーパンク2077」のような夜景の美しさは目を見張るものがあります。ネオンのギラギラした明かりと、路地裏の薄暗さ。本当にその世界に入ったかのような没入感があります。
接続端子が多く非常に融通の利く環境構築ができる

Innocn 27M2Vは接続端子が多く非常に融通が利く構成になっています。備わっている端子は以下になります。
- DisplayPort 1.4 × 1
- HDMI 2.1 × 2
- USB-C(DisplayPort Alt Mode + 最大 90W 給電対応) × 1
- USB 3.0 (Type-A) × 2 ポート
- USB Type-B(アップストリーム用) × 1
- 3.5 mm ヘッドホンジャック(オーディオ出力) × 1
特に便利だったのはUSB-CがDisplayPort Alt Mode対応のおかげでus給電、映像出力、データ転送ができる点です。仕事用ノートPCならUSB-C一本接続すれば他のケーブルを省けて非常にすっきりできます。
逆にこれらの接続端子をフル活用すると、”最強の環境”も作れます。
- 4台つなぎっぱなし: 「仕事用ノートPC」「遊び用デスクトップPC」「PS5」「Switch」を全部接続。面倒なケーブルの抜き差しは一切不要です。
- 2画面同時表示: 4Kの広さを活かし、左で「ゲーム」、右で「攻略サイト」を表示するなど快適な「ながら作業」が可能。
- 世界をスイッチ: ボタン一つで、仕事から遊びへ瞬時に画面と気分を切り替えられます。
といった感じです。デバイスもInnocn 27M2V側にレシーバーをさしてしまえばモニターの入力を切り替えるだけで、ノートPCとデスクトップPCをスムーズに切り替えできます。
色域がとても広い
- sRGB カバー率:約 100%
- DCI-P3 カバー率:約 99%
- Adobe RGB カバー率:約 99%
色域が広いためHDRの恩恵をより強く感じられます。また、ゲームの世界の色を製作者の意図したとおりに表現できるのでより没入感も上がります。
色を扱うクリエイティブな仕事にも十分使用に耐えうるモニターです。
スタンドも優秀。だけど私はモニターアーム派

付属のスタンドも試してみましたが、ピボット(回転)や昇降スムーズで、作りは非常にすっきりしています。単体で使用するなら、これだけで十分合格点です。
しかし、私はスタンドは使わず、モニターアーム(エルゴトロンLXのOEM)を使用しています。理由は「デスクを広く使いたい」のとデュアルディスプレイ環境を構築しているので、「統一感」が欲しかったからです。
付属スタンドは高機能な分、土台が少し大きめです。デスクの作業スペースを極限まで確保したいなら、やはりアーム化が最適解だと感じました。
Innocn 27M2Vの悪かった点
操作性が悪い

リモコンがないので、画面の設定はモニター下部にある4つのボタンで操作します。
正直すげー操作しにくいです。
まずいちいち手を伸ばすのも面倒。そして4つしかボタンはないのに設定項目は多岐にわたるので、深い階層の設定項目まで行くのに時間がかかります。そこから設定したい値までボタンをポチポチ…。面倒臭い。
幸い、一度自分好みに設定したら触ることはほぼないのが救いです。
スピーカーの音質は悪い

スピーカーが付いていますが、音質は悪いです。せっかく映像美で没入感が高まるのにこの音質ではそれが阻害されてしまいます。
別途外部スピーカーやヘッドホンを用意することをお勧めします。
接続端子の挿す方向が下向き

接続端子の多さが利点ですが、接続方向が横ではなく下向きです。
ケーブル類がモニターの下から見えてしまいます。工夫で目立たなくすることはできますが、完全に隠すのは難しそうです。
個人的には下から挿すよりも、横から挿す方がやりやすいので、ちょっと残念です。
発熱がある

HDR1000に設定してゲームをしているとモニターから熱を感じます。晩秋くらいなら暖房の代わりになるけど、夏場は暑いです。夏を過ぎてもしばらくはエアコンは手放せなくなります。
総評

短所はいろいろあるものの、HDR1000という大きな長所がこれを帳消しにしています。
個人的にはHDR1000を体験してしまうと、もう戻れないかもというくらい感動しました。
Innocn 27M2Vをおすすめできる人
- 「仕事」と「ゲーム」を1台で両立させたい人。
- 多少の欠点よりもHDR1000を体験したい人
Innocn 27M2Vを見送るべき人
- ゲーム「専用」モニターが欲しい人(OLEDを買うべき)
- 細かい設定を頻繁にいじりたい人
まとめ

1年半前は高嶺の花だったInnocn 27M2V。今はセール時に6万円を切ることも。
このスペックのモニターがこの価格で買えるのはコスパ最高と言えます。
HDR1000はゲームへの没入感をめちゃくちゃ高めてくれます。映像美の暴力!
そしてMini-LEDモニターでもあるため仕事でも使いやすいです。
ぜひこの感動を皆さんにも味わってほしいです。迷ったら在庫のあるうちに!


コメント