「Audible、便利そうだけど『頭に入らない』『眠くなる』って評判を見て迷っていませんか?」
私自身、過去にAudibleを一度退会しています。「何か、頭から聴いたことがするすると抜けちゃうんだよな」と。
でも、今回Audibleの無料体験が利用できる状況だったので、再び契約して活用してみることにしました。同じ轍を踏まないようにするにはどうしたらいいのかも試しつつ。
この記事では、一度挫折した私が「Audibleの内容を頭に入れる方法」を共有します。 これから契約する慎重派のあなたに、私の「失敗」と「攻略法」を包み隠さずお伝えします。
原因①:速度が遅すぎて「雑念」が入る

私の失敗はAudibleの再生速度を等倍速で聴いていたことでした。
倍速再生だと頭に入らないかもしれない。大事な部分はじっくり聴こう。そう思って等倍速で聴いてました。
でもこれは全く逆でした。等倍再生こそ聴いた話が頭に入らなくなる原因でした。
私は等倍速で聴きながら散歩しているとき、気が付いたら他のことを考えてAudibleで聴いている本の内容を聴き逃していました。
「あ、また聴き逃してしまった…少し巻き戻すか」
こうして1冊読み終えるまで果てしない時間を費やしていたのです。
脳に「暇」を与えてはいけない

人間は、耳から入ってくる情報が遅すぎると、脳の処理能力が余ってしまいます。 すると脳はどうするか? 勝手に「暇つぶし」を始めます。
実際に、動画の再生速度と注意散漫の関係を調べた研究論文の要旨では、次のような記述があります。
“Additionally, faster playback speeds seem to reduce mind-wandering”
(訳:さらに、再生速度を速くすることは、マインドワンダリング(注意散漫)を減らすように思われる)
出典:The Effect of Video Playback Speed on Learning and Mind-Wandering (NIH)
つまり、逆を言えば「再生速度が遅い(等倍)ままだと、注意散漫になりやすい」ということです。 1.0倍速で聴いて頭に入らないのは、あなたのやる気の問題ではなく、脳に「サボる隙」を与えすぎているからなのです。
再生速度を上げると、脳は「情報を落とすまい」と必死に処理を始めます。強制的に「集中モード(ゾーン)」に入るため、雑念が入り込む隙間がなくなるのです。
「聴き流す」のではなく、「食らいつく」。 このスタンスに変えるだけで、驚くほど内容が入ってくるようになります。
※注釈 ただし、この研究では「高齢者の場合は通常速度の方が理解度が高い」という結果も出ています。 つまり、1.7倍速メソッドは、脳の処理速度が速い「現役ビジネスパーソン」に相性の良い学習法なのです。
再生速度は何倍速がいいのか?

じゃあ、何倍速で聴くのがいいんだよって話ですが、私は「1.5倍〜1.7倍速」が最も集中できました。
最初は1.5倍速で聴いていました。等倍速と比べてぐっと集中できるようになりましたが、それでも時々雑念が入ってきていました。
「あー家帰ったら何から手を付けよっかな〜」とか「あの家面白い形してるな〜」とか。意外と私の脳は暇してるみたいです。
2倍速まで上げてみましたが、私にとってはちょっと聴き取りづらかったので最終的に1.7倍速で落ち着きました。「聞き取れないほどではないが、脳が暇を感じる余裕もない境界」です。
原因②:「全体像」が見えないから記憶に残らない

速度の問題を解決しても、まだ壁があります。 それは「全体像の問題」です。
先に本の全体像を把握していないと、この本が何を言いたいのかが分かりづらくなります。
スキーマ理論という理論があります。
スキーマ(Schema)とは、知識を構成するモジュールとして仮定される心理学的なモデルのことを指す。
要するに、スキーマとは「物事を理解するための頭の中のひな型」のようなものです。
この「ひな型(全体像)」が頭にあると、脳は「次はこういう話が来るだろうな」と予測しながら情報を処理できます。 逆に、これがない状態で音声を聴くのは、地図を持たずに知らない土地を歩くようなもの。だから、話の内容が右から左へ抜けていってしまうのです。
読書なら、パラパラとめくって「あとどれくらいでこの章が終わるか」「結論はどこか」を目で確認できます。 しかし音声には「視覚的な地図」がありません。
ちょっと聴き逃すと、「ん?今何の話をしてたっけ?」となります。読書ならちょっとページを戻せばいいのですが、Audibleはアプリ操作して巻き戻さないといけません。それが面倒くさく感じてよく分からないまま先に進んでしまいます。
これが「頭に残らない」もう一つの正体です。
これを解決するには、聴く前に「地図」を手に入れる必要があります。
1. 再生前に必ず「目次」を見る

アプリには「目次」機能があります。本を開いて一番初めに目次を見るべき。と言われるくらい目次は重要です。なにせ本の地図ですから。
しかし、Audibleだといきなり再生ボタンを押してしまう人もいるのではないでしょうか?。まあ、私のことなんですけどね。
聴く前に必ず目次を開き、「これからどんな順番で話が進むのか」を確認してください。これだけで「最低限の地図」が手に入ります。
2. YouTube要約で「予習」する

さらに効果的なのが、YouTubeで本の要約をされているチャンネルを使うことです。
特にビジネス書や実用書の場合、YouTubeで10分程度の解説動画を見て、「結論」と「全体像」を頭に入れてからAudibleを聴いてください。
- YouTube:あらすじと結論を知る(予習)
- Audible:著者の思考や具体例を深掘りする(本番)
この「カンニング学習法」なら、多少聴き逃しても「あ、これは動画で言ってたあの話だな」と脳内で補完できるため、理解度が格段に上がります。
まずは30日間の「無料体験」で試してみよう

ここまで読めば、もう「頭に入らないのではないか?」という不安はないはずです。
- 1.7倍速で脳を覚醒させる
- YouTube予習で地図を持つ
この2つがあれば、通勤やウォーキングの時間に効率よく本の内容を学習できます。
Audibleでは30日間の無料体験キャンペーンを実施しています。 まずはリスクゼロで、このメソッドが自分に合うか試してみてください。もし合わなければ、無料期間中に解約すれば1円もかかりません。
⚠️ 損をしないための重要事項
Audibleの無料体験は、アプリから申し込むと適用されない場合があります。 確実に無料特典を受け取るために、必ずWebブラウザ(以下のボタン)から登録してください。
無料体験中にできることと注意点
できること
- 20万冊以上のオーディオブックが聴き放題
- ポッドキャストやオリジナル作品も利用可能
- 再生速度変更、スリープタイマー、ブックマークなど全部の再生機能が使える
- ダウンロードしてオフライン再生もできる
注意点
- 聴き放題対象外の作品は購入する必要がある
- 無料体験はAmazonアカウント1つにつき初回限定で、過去1年以内の利用者は対象外
まとめ

Audibleは「魔法の道具」ではありません。何も考えずに使えば、頭に入らず勉強した気分しか得るものはありません。 しかし、「使い方」さえ間違えなければ、あなたの人生を変える最強の相棒になります。
- 1.7倍速で聴く
- 予習してから聴く
この攻略法を持って、ぜひ「耳からの学習」を始めてみてください。 いつもの通勤風景が、今日から少し違って見えるはずです。
ちなみに、写真に写っているのは私が愛用している「JBL TOUR PRO 2」です。強力なノイズキャンセリングで「自分だけの勉強部屋」を作れるので、集中したい時には欠かせない相棒になっています。


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